イタリアでもゴミの分別スタート

ゴミを分別するという概念がまったくなかった
1980年代までのイタリア。
1990年代後半になると、
各区域に設置された大型ゴミ捨て容器の種類が色分けされ、
普通のゴミ、ガラス・瓶類、プラスティック、紙と、
分別して捨てられるようになりました。

最近、私が住む街、アングイラーラの一部では
それまで各通りに設置されていた大型ゴミ捨て容器が撤去され、
ゴミの種類によって収集日が設けられることになりました。

これまで、簡単に分類をしていたのが、かなり細かい分類になり、
しかも、いつでも大型ゴミ捨て容器に捨てることができたゴミは、
収集日まで自宅に保管しなければならなくなったわけです。
日本では当たり前のことですが、こちらでは大変な混乱となっています。

ローマ近郊の街を区域ごとに分け、
試験的にはじめたゴミの分別と収集日のみの回収
という取り決め。
今後、徐々に普及させ、最終的にはローマも
そのようなシステムになるのだと思います。

市からは色分けされたゴミ箱と、
どのようにゴミを分けるかが記載されたパンフレットが
支給され、そのような習慣がない外国人居住者(東欧、アジア、
南米の人々)にはゴミをどのように分別するか、
なぜ分別する必要があるのか、という内容の講習会まで
開催するほどのおおごとになっています。

食物類は週3回の収集だからよいとして、
収集日が週1回となっているリサイクル不可能なゴミの中には
紙おむつやペットの排泄物も入っており、これがかなり不評。
1週間、家の中にこれらの排泄物を保管しておかなければ
ならないからです。

すでに市役所へは市民からのクレームが続々と届いているよう。
現在は試験的段階で、ゴミの分別と収集は区域ごとに少しずつ
行われているので、一部のエリアには大型のゴミ捨て容器が
いまでに設置されているのですが、
ゴミを車に積んでいまだにどこかに残っている容器に
捨てている人がほとんどです。
なかには車にゴミを積んで出勤し、ローマ市内で捨てている人も。

小さな街でさえ、こんな大ごとになっているのですから、
ローマ市が同じシステムを導入したらいったいどうなるんでしょうね…。

アッティコ・ローマ
村本幸枝

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