メーデーのローマは大渋滞

一昨日5/1はメーデーでした。
通常なら祭日となるところ、今年はあいにく日曜日と重なり、
連休にはならず。それでも初夏を思わせるような青空と
陽射しに恵まれたローマでは人々の大移動でどこもかしこも渋滞。
私の住むアングイラーラの湖畔もピクニックやら、
日光浴を楽しむ人々で溢れかえっていました。

そんな日こそはたまっている仕事を片付けてしまおうと
思っていたところに友人からの電話。
「メーデーに働くとその一年は仕事に恵まれないよ!」
という本当か嘘か定かでない彼の言葉に押し切られ、
休みの間に仕上げるはずだった翻訳の手を止め、
結局、渋滞をぬってその友人一家が週末を過ごす
海岸の別荘へ、空豆とペコリーノをご馳走になるために
車を走らせたのでした。

5/1のメーデーは生の空豆とペコリオーノという
羊の乳でつくるチーズを食べるのが習慣となっています。
メーデーが近づくと、スーパーの野菜売り場でも
道ばたでも空豆が登場し、主役となります。
「この祭りにはこれを食べる」という
取り決めが多いイタリアですが、メーデーも同様なのです。

さて、彼等の別荘は、Fregene(フレジェーネ)という
ローマ北部の街の海岸線にあります。
別荘を出ると目の前は一面砂浜。テラスからは水平線と
沈み行く夕陽に染まる茜色の海が眼下に広がるという
夢のような環境です。

フレジェーネにはローマの富裕階級の人々の別荘が
建ち並んでいます。一時期の華やかな時代は過ぎ去ったものの、
現在も本格的な夏のバカンスがはじまる前の6月から
7月上旬頃までの間はローマの人々の夏の社交場となります。

かつてモラヴィアが過ごしたという別荘が今でも残っており、
海沿いにある有名レストラン「Mastino」には数多くのVIPが訪れます。
ただ、残念ながら海水はどちらかと言えば汚染されていて、
砂浜で日光浴をする人々の数は多かれど、海水浴を楽しむ人はごく僅か。

我々も日光浴や浜辺の散歩を楽しみ、食べては休み、
休んでは食べる、のんびりとしたぐうたらなメーデーを過ごしました。
「普段、たくさん仕事をしているから、まぁ、今日くらいはいいか!」
と、自分に言い訳をしつつ…。

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