日本伝統文化をイタリアへ

本日は眼鏡作家 Ryo Yamashita の個展のご案内です。

私が山下さんにはじめてお会いしたのは昨年の9月。

ローマの友人、フェデリーコが山下さんを見つけ、
いきなりお電話を差し上げ、翌日、工房に押し掛けたのでした。

フェデリーコはローマのパンテオン近くで眼鏡専門店を
経営しています。かなりこだわったショップで多分、
ローマでもっとも面白い眼鏡を扱っている店でしょう。

そのため、顧客は、有名人、著名人とそうそうたるメンバーです。

眼鏡ショップ「Mondelliani」※音が出ます。ご注意を!

Home

あらたな眼鏡を求め、世界中を旅するフェデリーコが
面白い作品はないかと来日した際、たまたま目にしたのが
山下さんの作品で「これだ!」と惚れ込んだわけです。

山下さんとの出会いからトントンと話は進み、
今年の5月、アッティコがコーディネートをつとめ、
フェデリーコの店で山下さんの初のヨーロッパでの個展を開催。

消滅しつつある「江戸金枠」と呼ばれる伝統的な手法で、
デザインから製作までのいっさいを手がけ、
ひとつひとつ手で仕上げていく山下さんの作品の美しさは、
イタリア人にとって非常に衝撃的だったようです。

各誌でも取り上げられ、展覧会は成功をおさめました。

そんな山下さんの展覧会が9月〜12月まで次々と開催されます。

日本のメディアでは幾度となくクローズアップされてきた
山下さんですが、最近は、海外からの取材も増えているようです。

これからは日本が海外に向けて「文化」を発信する時代です。

時代の先端を行く山下さんの作品をぜひご堪能ください。

山下さんのHPはこちらです。
http://www.yamashita-gankyo.jp/

アッティコ・ローマ
村本幸枝

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください