イタリア バーゲンの裏技

年明け早々に始まるのが秋冬物バーゲン。
物価上昇に悩むイタリアでは、
年々、人々のお財布の紐は固くなるばかり…。
とくに衣料品の売上は下降気味のよう。
気になる商品があってもまずはバーゲンを待つ、
というのが、最近のイタリアの傾向で、
それを見越してか、今年は例年よりひと足先にバーゲンが
始まりました。

イタリアのバーゲンの時期は各州によって定められており、
自分の店だけ勝手に早々とバーゲンをはじめることはできません。
上客を対象とした特別値引き販売はありますが、
少なくとも店内で大々的にバーゲンを謳うことは禁じられています。

通常、どこの街でもほぼ足並みを揃え、
冬のバーゲンは1月の第2週目の金曜日か土曜日からはじまる
ことが多いのですが、
今年は1/2からのナポリ(カンパニア州)を皮切りに、
ローマ(ラツィオ州)、ミラノ(ロンバルディア州)、
ヴェネチア(ヴェネト州)他が1/5からバーゲンを開始しました。
ちなみにフィレンツェ(トスカーナ州)は1/7から始まっています。
もっとも遅いバーゲン開始となるのは
カラブリア州とモリーゼ州の本日1/15からとなります。

さて、このバーゲンですが、
バーゲン直前でも値引き価格で購入することが、
実は可能だったりします。

どうするかというと、とりあえず
「これバーゲン価格で買うことはできない?」と尋ねてみること。

Posso averlo al prezzo dei saldi?
ポッソ アヴェルロ アル プレッツォ デイ サルディ?

その際に「ニコッ」と微笑むとさらに確立は高くなります。
女性なら男性の店員を、
男性なら女性の店員を捕まえれば、なおよしです。

店としてはバーゲン数日前でも売れるものは売ってしまいたい、
というのが本音。州で決められたバーゲン時期を早めることは
できなくても、こっそり売ってしまうことはできるからです。

1990年代の前半、当時私が計算したところによれば、
免税で戻ってくる金額も含めると(もちろん商品にもよる)、
グッチは日本の6割、プラダは日本の7割程度の価格で買えた、
という記憶があります。

そんなショッピング黄金時代も今となっては遠い昔の夢…。
ユーロ高、円安のせいで、イタリアでのショッピングのお得感は
ほとんどゼロ。それでも安くで買えるに越したことはありません。
バーゲン前でもお店の人にとりあえず聞いてみる、
裏技を試す価値はあると思いますよ。

アッティコ・ローマ
村本 幸枝

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