セカンドライフで古代ローマへ

ローマ国立博物館マッシモ宮殿内に
「セカンドライフ仮想古代ローマ体験博物館」がオープンしました。

考古学者、建築家、IT技術者、美術史専門家たちがチームを組み、
2年間の年月をかけて完成したもので、
ヨーロッパでは初の仮想博物館となります。

正面に大きなスクリーンが設置され、
劇場式になっている体験コーナーでは、
中央に置かれた4台のパソコンの前で4名までが名前を与えられ、
仮想古代ローマ内でセカンドライフ体験ができ、
残りの見学者は3Dメガネを掛けることにより、
スクリーン上で古代ローマ3D訪問体験ができるというもの。

仮想古代ローマ旅行の舞台となるのは古代ローマ時代につくられ、
現在も健在のフラミニオ通り周辺で、
古代ローマ遺跡として現在も市内に残るミルヴィオ橋、
グロッタロッサ地区、初代ローマ皇帝アウグストゥスの妃リヴィアの宮殿、
マルボルゲットの古代建築の4ケ所。

各場所では、皇帝アウグストゥスや妃のリヴィア、皇帝の兵士、
庭を手入れする奴隷や、フレスコ画を修復する職人など、
日常の古代ローマの風景の中で仮想旅行が楽しめ、
リヴィアの宮殿内に足を踏み入れたり、
皇帝の食卓の様子を覗いたりすることも可能なようです。

モダンと歴史がうまく融合するパリに比べ、
イタリア、とくにローマはその偉大な歴史や遺跡ゆえに、
なかなか新しい試みがなされにくいことで知られていますが、
今回の仮想博物館のオープンによって旅行者だけでなく、
イタリアの子供たちにも古代ローマの歴史に自ら興味を持ってほしいと、
文化庁は考えているようです。

ローマ国立博物館 マッシモ宮
Largo di Villa Pretti 1 (共和国広場付近) 9:00〜19:45

古代ローマ仮想博物館のイメージはこちらから。
http://www.kataweb.it/multimedia/media/1519537

アッティコ・ローマ
村本 幸枝

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