イタリアワイン三昧!

『Cantine Aperte (カンティーネ・アペルテ)』に行ってきました。
『Cantine Aperte』は毎年イタリアの各州で行われる恒例行事で、
ワインの生産者がセラーを解放し、試飲やセラーの見学ができる、
私のようなワイン好きの飲んべえにはたまらん!イベントです。
今年は5/30(土)、5/31(日)の開催でした。

いつもはラツィオ州周辺にとどまっている私ですが、
今回は地震で被害を受けたラクイラへ行くことに。
被害がどれほどのものだったのか、自分の目で確かめたい、
という思いもあったし、何よりも落ち込んでいるラクイラ
在住の友達を元気づけに行くという目的があったからです。

結局、街の中心部は未だに閉鎖されていて入れませんでしたが、
それでもラクイラ市内に入ると、ところどころに崩れた瓦礫の山や、
半分崩れ落ちて内部が筒抜けになっている家、家を失った人たちが
生活するたくさんのテントやキャンピングカーを目にしました。

幸いにも私の友人の家に被害はなかったので、彼女とお父さんは
避難する必要はなかったようですが、余震が続いているため、
いつでも逃げられるようにと、玄関先に移動したベッドで
寝ているとのこと。

ガスはまだストップしたまま。だから、シャワーも浴びられず。
水をレンジに入れ、暖めてから体をさっと洗っているそうです。
精神的にかなり参っているようでした。本当に気の毒です…。

さて、そんな彼女を連れ立ってラクイラから車を走らせること30分。
ランチはあらかじめガンベロ・ロッソでチェックしておいた郊外の
トラットリアでと思い、車を走らせながら予約の電話を入れるも通じず。
目的地であるワイン会社が通り道だったので、とにかく向かおう、
ということになり、店まで辿り着いたら、なんと…、地震で崩れ落ちて
いたのです…(絶句)。

気を取り直し、別の店で軽く食事をしてから目的地 Valle Reale社へ。
設立は10年ほど前と比較的新しい会社ですが、イタリアソムリエ協会
(AIS) が出しているワイン書『DUEMILAVINI』2008年版で『quattro
grappoli(クアットロ・グラッポリ/4つのブドウの房の意味)賞』を獲得
した赤ワイン(Montepulciano d’Abruzzo San Calisto 2005)もあったし、
何よりもラクイラから近かったのでここに決定。

まずは畑の入口でグラスを受け取り、試飲開始。
山に囲まれた谷間一面は見渡す限りブドウ畑。壮大な眺めです!

演出として最高だったのは、試飲場所がブドウ畑のところどころに
設置されていたこと。会場のテーブルに何種類かワインが置いて
あるのが通常の試飲スタイルですが、ここではそれぞれのワインが
つくられるブドウが生る畑の中に試飲場所があるのです。

ブドウ畑のど真ん中でワインを飲む。なかなか素敵な演出です。
畑をのんびりと散歩しながら次の試飲場所へと移動。
赤3種、ロゼ1種を堪能した後は、アブルッツォ州の特産物を試食。
サラミ、チーズ、チーズに合わせるペペロンチーノ入りジャム、
蜂蜜100%でつくられた食後酒、そして、もちろんワインを買い込み、
帰路につきました。
ラクイラの友人もその日一日は楽しそうで何よりでした。

『カンティーネ・アペルテ』に参加しているつくり手は下記で
チェックできます。来年のこの時期にイタリアへいらっしゃる
方はぜひセラー巡りをしてみては?

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