Kさんのローマ生活

昨日は友達を呼んで昼食会を開きました。
メンバーの内のひとりはアッティコ・イタリア語教室の元生徒さんで、
現在ローマに留学中のKさん。

彼女のローマ生活も早いもので9ケ月。
最初の数ヶ月は私の友人でホームステイを受け入れているお宅
(ご主人:インテリなイタリア人/奥さん:パワフルなブラジル人)を紹介。
今では彼女にとってすっかりイタリアのパパとママ的存在に。
もちろん、彼らも昨日の食事会のメンバーでした。

さて、そろそろ独り立ちを、ということで夏以降からイタリア人の
女の子二人と共同生活をはじめたKさんですが、久々に会った彼女に、
『どう?イタリア人の若い女の子との共同生活』と尋ねたところ、
出てくる、出てくる、あらゆるエピソード(笑)。

若かりし頃、カラブリア出身のローマ大学の学生と1年近く
アパートをシェアした経験を持つ私にとっては『ふん、ふん』
と、うなづける話ばかり。

ちなみに、出演者は下記のとおりです。
エピソードは書ききれないので、ぜひ、この3人が繰り広げる毎日を
想像してみて下さい。きっと楽しめるはず。

Rさん:ミラノ出身。フリージャーナリスト。4人のBFが順次、家に。
もちろん、みんな自分がオンリーワンと思っている。片付けられない女。
自分の行動に対してまったく悪気なし。根は優しく面倒見がよい性格。

Mさん:カラブリア出身。優秀な大学生。毎日掃除をする奇麗好き。
『R !、いい加減にしてよ』と文句を言いつつも彼女を許す優しい性格。
夜中に入れ替わりやってくるRさんのBFに耐えかね、現在実家で試験勉強中。

Kさん:ローマ在住9ケ月。海外生活初。だいぶイタリア語が理解
できるようになったが、イタリア人同士の会話に付いていくのは難。
RさんもMさんもかなり年下だが、二人と仲良く暮らす。
Rさんに意見も求められ、彼女のBFを値踏み中。

先日、キッチンのテーブルに置いてあったMさんが買ってきたパンを、
Rさんがだまって食べてしまったそうです。しかも丸いパンの中身だけ。
Mさんが、さてパン食べよ! と思ってキッチンに行ったら、
中身だけが掘じくられ、固い表面の部分だけに姿を変えた無惨なパンの
残骸がぽつんとテーブルに置いてあったそうです(爆)。

私もこれまで、
スウェーデン人、デンマーク人、カナダ人、イタリア人と、
色々な国の女の子と共同生活をしましたが、国が変われば人も変わる。
国で人の性格をひとくくりにはできませんが、それぞれの国で共通する
特徴があってかなり社会勉強になります。
欧米人との共同生活に耐えられればですが(苦笑)。

アッティコ・ローマ
村本幸枝

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