イタリア式恋愛テクニック

イタリアでネットサーフィンをしていると、出てくる出てくる、
『恋愛テクネタ』。ふんふんと読み進めて行くと、まぁ、なかなか
そういうわけにはネ、という教科書的正論テクニックが多いんですが。

ずっと以前、イタリアの家のポストに3ケ月コースのある講座の
ちらしが入っていたことがあって、その時は笑い飛ばし、その後、
取材したら面白いかもと、連絡をしてみたら、『現在この電話は
使われておりません』のアナウンスが流れてきて、残念な思いを
したことがあります。

『3ケ月であなたも立派に独り立ち!』のキャッチがデカデカと
書かれていたその講座とは、ずばり『ナンパ学校 (爆)』!
いや、これはあまりに乱暴な訳ですね。(反省)
正式には『スクオーラ ディ セドゥツィオーネ』。
人を惹きつける、魅了するための学校、という意味です。

でも、その卒業試験が笑えます。
最終講座日は先生とともに生徒たちが他人を装ってパブに行き、
その場で先生が選んだ店の客に話しかけ、電話番号を交換する
ところまでこぎ着けなければならないのです。

もちろん、男性は女性を、女性は男性を、です。
受講者の中には飛び込み営業力のスキルアップを目指して講座を
受けていた人もけっこういたそうです。(なるほど)

この先生とやら、プロフィールを見たらナポリ出身の人でしたが、
会って、ちょっと話しを聞いてみたかったです。

で、話しは戻り、ネットで見つけた恋愛テクニックの記事。
そのタイトルは、
『Sedurre o conquistare ? (セドゥーレ オ コンクイスターレ?)』
要するに『来させるか、自分から行くか?』っていう意味です。

長々とイタリア語で書かれたそのテクニックを要約すると、

1) 惹かれる相手に出会ったら自分をつくってはいけない、
演じてはいけない、リラックスし自然体の自分でいることが大事

2) リラックスして相手に会うために着心地の良い服を選ぶ、
お気に入りのフレグランスをつけていく、出がけに好きなバスオイル
をたらしたお風呂に入るのもよし

3) 男女がまず魅力を感じるのは外見。親密になりたい、と思っても
ぐっとこらえ、お互いを知るところからはじめる。
すぐに親密な関係になっては駄目

4) 相手を褒めたり、細かいところに気を配るなど、あなたは特別、
というメッセージを態度や行動の端々に忍ばせる

だそうです。

でも、テクニックも大事ですが、
一番の問題は『学んだ技術を試したい相手がいない!』という
ところで皆さん一致するのではないでしょうか?
(皆さんを同類にしてはいけませんね。私だけかもしれません…)

アッティコ・ローマ
村本幸枝

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください