イタリア人が感嘆『ニッポンのサービス』

日本に遊びに来ていたイタリア人の友人たちのバカンスも本日が最終日。
旅行で訪れたイタリアにはまり、リピーターになる日本人旅行者は多い
ようですが、日本に来るイタリア人も同様のよう。
『一度は行ってみたい』と訪れた極東の国に魅せられて、
イタリアへ戻ってから日本語の勉強をはじめた友達もいるくらいです。
彼等にとって日本も『ハマル国』なんです、実は。

彼等がびっくりするのはこんなに人の数が多い日本(東京)で、
カーッと頭に血が上ることがない! これは新鮮な嬉しい驚きのよう。

『電車が遅れない』
→最近はそうでもない気がしますが…。

『電車が停車位置できちんと停車する』
→なぜゆえ、あれほど正確に停まれるのか不思議なよう。

『レストランで待たされることがない』
→イタリアではメニューをもらうまでに10分
お会計を頼んでから伝票が来るまでに10分。
でも食べかけなのになぜか皿を下げるのだけは早い。。。

『ギフトラッピングが美しい』
→ローマの老舗マロングラッセ屋でラッピングを頼んだら15分かかり、
超イライラ! しかも下手くそ!自分でやった方がよかったと後悔。

ガソリンスタンドで灰皿を奇麗にして窓を拭いてくれることも、
ホテルで頼んだことをすぐに処理してくれることも、
みんなが笑顔で対応してくれるというごく当たり前のことも、
すべてが驚きと感動に繋がるようです。

昨今、日本のサービスは世界に誇れる唯一無二のビジネススタイルと
日本人自身も自覚するようになってきましたが、こんなにサービスが
よくて親切な国は他にない!と、イタリア人も太鼓判を押します。
まぁ、イタリアにあって日本にないサービスは(サービスとは言えない
かもしれませんが)、イレギュラーな対応が下手なこと(マニュアルの
国ですから)、融通が利かないことかな。

先日、イタリア人の友人が直島に行きたいと言うので駆け込んだJTB。
わがままな要求に根気よく笑顔で対応してくれたことに感動していました。
結局、2時間以上ああでもない、こうでもないと、窓口でやり取りを
しましたが、その間は私たちにつきっきりだった担当の女性。

友人曰く、
『これイタリアだったらこの間に10本以上電話がかかってきて、
横割りしてくる他の客の質問にも応対しつつ、資料を取りに何度も
席を立ち、ざっと倍の時間はかかってるわね』。

日本を褒めちぎるイタリア人の話しに耳を傾けていて、
じゃあ、なんで日本人はイタリアにハマるんだろう…、
私はなぜ、旅でふらっと訪れたイタリアに20年以上も住みつくほど
魅せられたのか…と、あらためて考えてしまいました。

アッティコ・ローマ
村本幸枝

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