ローマの三度目の正直はならず

3年前からローマでは「La Notte Bianca 白夜」というイベント
が毎年9月に開催されています。ローマ市、ローマ商工会議所、
文化庁が主宰しているイベントで、今年は9/17(土)でした。
www.lanottebianca.it

市内の広場、各美術館、劇場、遺跡、教会、店が明け方まで
開放され、コンサートや芝居、ダンスなど、様々な催し物が
行われます。今年のイベント数は500。

が、この「ラ・ノッテ・ビアンカ」は、なぜか毎年 “sfortuna 不運”
に見舞われ、主催者側は今年こそはと、三度目の正直を願って
いたのですが、やはり豪雨となりました。ローマ郊外でこのイベン
トに便乗したのは海沿いオスティアと、私が住むアングイラーラ。

アングイラーラでは前日から野外コンサート会場をつくり、広場
には屋外レストランが準備され、市民がトンチン、カンチン、
張り切って会場づくりに精を出していたのに…始まる19:00には
ものすごい豪雨となり、人々の足は遠のくばかり。

それでも、強行で我々は22:00を回ってからローマへ繰り出し、
雰囲気だけ楽しんできました。ラッキーなことに我々が街歩きを
していた数時間は雨がぱらつく程度。さぁ、帰ろうかと車に乗り
込んだ途端、ワイパーでぬぐっても前方が見えないほどの大雨。
ぎりぎりセーフでした。

ちなみに、1回目の2003年はイタリア中が大停電となり、
市内は真っ暗。一時パニック状態に。2回目は雷雨。
そして、今回も水害が出るほどの豪雨。
雨の多いこの時期にやらなきゃいいのに、というのが市民の声。
それでも、各都市、各国から100万の人が訪れたようです。

大雨の中、明け方ヴェネチア広場で行われた閉会式のジャンナ・
ナンニーニの野外コンサートで、傘を持ちながら押し合いへし合い
する人々の姿をテレビで見て、ただただ感心した私でした。
「ハハハ…大雨の中でも多くの人が来てくれて何よりです」と
答えていたちょっと引きつり気味のヴェルトローニ ローマ市長の
微笑んだ顔も印象的でした。
来年はいったいどうするのでしょうね?

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