イタリアと日本の運び屋業

ここ2年ほどはひと月、ふた月単位で日本とイタリアを
行ったり来たりしています。eチケットをネットで買って
そのまま空港へ向かう…本当に便利になりました。

まるでローマからフィレンツェへ行くような感覚です。

金額と飛行時間もローマ/フィレンツェのようだといいのに…。

昔と比べて何が変わったかと言えば、私の帰国に合わせて、
日本へバカンスに来るイタリア人の友人が増えていること。

昨今のユーロ高で日本からイタリアに来る友人は減り、
その代わりにイタリアから日本に来る友人が増えているのです。

「日本=高い」という彼等のイメージはまだ拭えないようですが、
実際に来日してみるとその安さにびっくり!!! という感じで、
しまいにはアッティコの近くの日本橋横山町へ繰り出す羽目に
なります。

なぜ、日本橋横山町なのか?

そう、買い過ぎたお土産が持って来たスーツケースに入らず、
横山町の問屋街でスーツケースやスポーツバッグを調達する
わけです。

まるでいっとき前の日本人と同じ。

私の友達もイタリアへ来る度によく「あ〜ん、スーツケースが
パンパンでもうこれ以上入らな〜い」って嬉しそうに嘆いていました。

お土産と言えば、イタリア人(少なくとも私の友人たち)が
必ず買っていくのがセラミックの包丁。彼等のイタリア帰国後も、
追加に次ぐ追加注文で私は現在、包丁運び屋と化しています。

昨年はローマのレストラン「Gensola」のオーナーシェフに12本頼まれ、
さすがに成田でスーツケースチェックを受ける有様。

セラミックの包丁は生ハムやサラミもきれ〜いにうす〜く
スライスできて、イタリアではなかなか重宝します。

難点は研ぐのが難しいこと。

だいたい2年で使いきってしまうので、
その後のフォローとして私が包丁運び屋となっているわけです。

そのうち、スーツケースいっぱいに包丁を入れて、
イタリアでも行商するかと、たくらんでいる今日この頃です(笑)。

イタリアのうちの近くで売っている日本製のセラミックの包丁は、
仰々しく木の小箱に入っていて130ユーロなんですから。

合羽橋で買うとなんと20ユーロ!

別に私は合羽橋の回し者ではありませんが。。。

アッティコ・ローマ
村本 幸枝

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