イタリアのヴァレンタインデー

先日、ローマは(私が住むアングイラーラも)、珍しく雪が
降りました。こんなことは滅多にないので、ばっちり防寒して、
雪に覆われた湖畔の写真をしっかりと撮ってきました。

さて、今年のヴァレンタインデーはどのように過ごされましたか?
ちょうど日曜日だったら『義理チョコ』をあげずに済んだ方も
多かったのでは?(笑)

イタリアのヴァレンタインデーは男性が女性にプレゼントを
贈るのが一般的です。もっともスタンダードなのは赤いバラ。

2/14のTVニュースのインタビューに答えていた中年男性は、
まず、奥様の枕元に1本の赤いバラ、その後、奥様のために
用意した朝食を乗せたトレイの上にさらに赤いバラ、だったとか。
にくい演出! さすが、イタリア男♪

『私はこれをもらったの♪』と、耳元でキラキラ光るハート型の
ピアスを披露していた若い女性もいました。

ローマでは中心街に1920年代の古いトラム(路面電車)を走らせ、
レストラン&ライブ・イベントを開催したようです。
もちろん、お客様はカップルのみ。

同じくヴァレンタインデーにミラノの中心部を散歩していた
若い男性3名。『ヴァレンタインデーに男3人?』の質問に、
『ぜんぜん問題なし。この方が気楽だし、楽しい』。
『愛を育むカップルたちにひと言』のコメントには
『Condoglianza (コンドリアンツァ/御愁傷様)』ですって(苦笑)。

ちなみにイタリアでも(でも、というのは日本もそんな気がするので)
シングルは増えているようで、現在、その数は500万から700万人に
のぼっているとか。

イタリアのTVニュースなので、あいかわらず、
なにを根拠にした、どこの統計で、いつからいつまでの増加率なのか
にはまったく触れておりませんでした(笑)。

アッティコ・ローマ
村本幸枝

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